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コロナ自宅療養 その3


12月26日
コロナ発症4日目。
体温は37.2℃に下がる。
数値的には微熱な感じではあるが体感的には38℃超えの気分の悪さと体調不良が続く。
腰痛・不眠・倦怠感・下痢(水便)
3日振りにお風呂入れたなどと呑気な事を書いたその日不幸は訪れた。
夕方また腹痛でトイレにこもっていると、
嫁から「私もトイレ行きたい」と声をかけられ慌ててトイレを出ようとした途端、
ドタッンと何かが倒れる大きな音が響いた。
ドアが押さえられている感じでドアが少ししか開けられない。
隙間から見えたのは失神して倒れた嫁。
申し訳なかったが力尽くでドアごと嫁を押しやり、
呼吸と脈を確認して119番通報。
数分後嫁は自力で起き這ってトイレに入ったが、
その時の記憶は無いそうだ。



救急車到着。コロナ装備の隊員さんに事情説明。
15分位の救急隊員さんと病院のやり取りで、
運良くHN病院のコロナ病棟が受け入れてくれた。
後で思えばこれはかなり幸運な事だったらしく、つい先日は受け入れ先が決まらず
1時間以上離れた病院まで救急車が走ったとも聞いた。

救急車を見送ってしばらくは興奮で何も感じなかったが、
37.8℃まで体温が上がり急激に体調も気分も悪化していった。

12月27日
コロナ発症5日目。
相変わらず体温は37℃台を行ったり来たり。
昨日の嫁の急変を目にして恐怖心に襲われる。
意識失ったら誰も通報してくれないよな・・・と。
ビビッて片時もスマホを手放せない。

長男が嫁の着替えなどを病院に運ぶついでに
パンとか食料品を買ってきてくれた。
ほとんど食欲は無くて廃棄になっちゃったけれど、
食べ物と飲み物があるだけで心強かった。

相変わらず夜間になると体調も悪くなる。
大切な人へこれまでの感謝をスマホに綴った。
もしもの時に備えて。
今だから我ながら滑稽で笑えるけれど、
その時は本気で追い詰められてたんだなと思う。


6日目に続く。



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釣志(ちょうじ)

Author:釣志(ちょうじ)
九州・福岡の田舎在住。
釣りと家族をこよなく愛し、
ちょいワルオヤジに憧れる
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