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失恋

昨日。思いもよらず、私は失恋した。
そう。フラレたのだ(涙)

彼女は、私がまだ学生だった頃、行きつけの茶店の看板娘。
(看板娘って、いかにもジジーらしい言葉だ 苦笑)
21年経った今。私は、車屋のおっちゃん。
彼女は、今でもその店の看板む・・むす・・・看板お姉さん?だ(笑)

彼女とは一度だけデートした事がある。
ただのドライブだけど(ニヤリ)
私達は、ある約束をした。
「40年経ったら、またデートしようネ」
たわいない、口約束(なぜ40年なのかは、忘れた)
因みに、彼女と嫁さんは親友だ。

私は嫁さんと一緒になり、彼女も結婚した。
が、彼女の方は、うまくいかなかった。
若い女を作った男は、乳飲み子を残し逃げ出したのだ。
(思い出すだけでも、忌々しい)

以来、彼女はシングルマザーとして頑張った。
私の暮らすこの街は、ハッキリ言って田舎である。
ゆえに、女手一つで子供を育てていくのは、並大抵の事ではない。
が、彼女は歯を食いしばり頑張った。

私達は、何かで合うたび、
まるで、合い言葉の様に、
「40年後デートしようネ」
「あと○○年だネ」
そう言って、2人で笑った。

ここ数年は、車屋のおっちゃんとお客さんとして、時々合っていた。
で、昨日、彼女は車検で車を持ってきた。
「○○○ー(彼女は私を呼び捨てにする)、
あの約束、守れなくなりそうヨ」
「ん? そうなの?」
「へへへ、彼氏出来ちゃった♪」
彼女は、嬉しそうにそう言った。

この10年、女を忘れ、ひたすら母として働いてきた
彼女に訪れた、春。
彼は、16年前の台風で妻を亡くして以来、男手一つで
3人の子供を育て上げた真面目な人らしい。
(合った事はないが、良い人そうだ)

「彼、中々手出して来ないし、大変だったわヨ、
きっかけ作ったりとかサ。フフフ」

約束のデートの日まで、あと19年だったが、私はフラレてしまった。

嫁さんと2人で、彼女を祝福した。
そして3人は、アイスコーヒーで乾杯した。

私 「Mちゃん(彼女)の幸せと、フラレ男(私)に、乾杯(涙)」
彼女「乾杯♪(笑)」
嫁 「乾杯(大笑)」

私は、フラレた。

なのに、こんなにも嬉しいのは、なぜなのだろう?(笑)


(追伸)
九州・福岡の片田舎で、本当にあったお話し。

ありふれた日常も、よく見れば、
素敵な事とか、感動とか、溢れている。

なーんてネ(笑)

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プロフィール

釣志(ちょうじ)

Author:釣志(ちょうじ)
九州・福岡の田舎在住。
釣りと家族をこよなく愛し、
ちょいワルオヤジに憧れる
ちょい不良品オヤジです。
コメント頂けると、年甲斐も無く
子犬の様に喜びます(笑)

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